2020-12-11
最近急増している「置き配」について
2020年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「置き配」が注目されています。ここでは、最近急増している「置き配」について、ご紹介します。
◆「置き配」とは?
利用者があらかじめ指定した場所(玄関前、置き配バッグ、宅配ボックス、車庫、物置、自転車のかごなど)に、配達事業者が非対面で荷物などを届けるサービスです。
◆メリットは?
・非対面の受け取りができます。
印鑑やサインなどの接触がないので、新型コロナウイルス感染症予防対策として、需要が高まるようになりました。
・不在による再配達の手間がなくなります。
「出かけたい」「手が離せない」などという時も荷物を置いてもらえるため、便利です。またコンビニや営業所などに引取りに行くなどの手間もなくなります。
◆注意点
・破損や盗難の可能性があります。
屋根のない玄関先や、雨がひどい時には、荷物が濡れてしまう可能性があります。盗難リスクは高いため、商品の再送や返金に対応しているかどうかの確認や、宅配ボックスを使用するなどの対策が必要です。
・荷物によっては、「置き配」に対応していない場合があります。
例えば、傷む可能性のある生鮮食品や代金の受け渡しが必要な代金引換などは「置き配」を利用することができません。
・宅配業者やエリアによっては、「置き配」に対応していない場合があります。
大手企業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、対応しているところが増えています。しかし、まだ順次拡大中で、エリアは限定されています。
「置き配」は注意点もありますが、配達事業者・利用者どちらにもメリットがあるため、これからも需要がどんどん高まっていきそうですね。
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